OUTPOST

3学期が始まって一ヶ月ほどが経ったところですが、Outpostと呼ばれる期間に入りました。この期間はこれまでとは全く違う環境(場所、言語、文化)でプロジェクトを行います。バルセロナが今年の場所に選ばれたので、今週から4ヶ月ほどバルセロナにいます。

 

自分が行うプロジェクトは循環経済の原理に基づいたキノコ栽培です。簡単に説明すると、カフェで捨てられてしまうコーヒーかすを集めて、そのかすを使って育てたキノコをレストランに提供します。

 

政治的には大変な時期ですが、眩しい太陽、温暖な気候のもとバルセロナでの生活を楽しみます。

 

 

新学期スタート

短かった夏休みが終わって、先月から新学期がスタートしました。新入生歓迎セレモニーとパーティーの企画、実施が最初のプロジェクトとカオスパイロットらしいスタートでした。参加者の体験をデザインしたセレモニー、イベントの後はパーティー!新入生と一緒に刺激的な夜を楽しみました。

 

慣例的に行なわれている入社式などの儀式、セレモニーの意味を改めて考えて、より意味のあるものにしていくことは今後価値がでてくると思います。

待ってたよ、夏!

すごく久しぶりのブログ更新で、どこから書いたら良いのかわかりませんが、チョロチョロと書きます。

 

今セメスターがそろそろ終わりを迎えています。あとは卒業パーティの準備を残すのみです。デンマークでは卒業式に限らず、セレモニーをあまりしないようです。なんとなく始まって、なんとなく終わることが多いです。

 

今セメスターを振り返ると、揺れることが多々あった期間でした。特に学校のプロジェクト、教育についてなど考えさせられることが多くありました。プロジェクトマネージメントについて意見が合わなかったり、そもそもプロジェクトマネージメントについて共通認識がなかったり。。。そして最後はマネージメントをしないという決断をする結果になりました。そのプロセスの中で様々な葛藤がありました。

 

学校の教育方針は自分の教育については自分で責任を持つというものなので、自由がある一方、学びについての差が大きいです。

 

そんな教育の中なので、学校のフレームに合わせずに自分に合うように学校を合わせていくことがこれからの目標の一つです。

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To be the best school for the world. 

2nd Semester

冬休みが終わり、学校生活が始まりました。

これからのカリキュラムを聞いていて、これからはいよいよプロジェクトなどを通じてのトレーニングが始まるように感じて緊張感が増してきました。

 

これまでと大きく違うことの1つはクラスの中に組織(グループ)が作られることです。「リーダーシップ」、「コミュニケーション」など、クラスの中で様々なグループに分かれ、それぞれの役割を「仕事」のようにこなしていきます。6つあるグループの中で、私はプロジェクトのコアグループに入りました。6月に向けてのプロジェクトを推進し、外部クライアントに成果物を渡すことが仕事です。

グループの仕事と同時に各自がプロジェクトを持っていて、そのプロジェクトも同時に進めていきます。同時並行で幾つかのプロジェクトを回していくことによってタイムマネージメントスキルを高めることが目的です。

 

プロジェクトの合間にはワークショップに参加してストリーテリング、リサーチなどを学びます。

 

書いているだけで、これからどんどん忙しくなってきそうな気がしますが、このブログ更新も忘れないようにしていきます。

 

 

 

クリスマス

だんだんとクリスマスが近づいてきましたね。

オーフスも街中がクリスマスの雰囲気に包まれてきています。ショッピングストリートの電飾、パーティー、音楽などなど。

デンマークではクリスマスは家族で集まるイベントなので、日本のお正月みたいな感じかなと思います。逆にニューイヤーは仲の良い友達、恋人と過ごす時間らしいので、日本のクリスマスみたいな感じです。

学校生活もプロジェクトが終わり、学生たちは休みのプランを立てたり、クリスマスパーティーの企画をしたりと休みに向けて準備をしています。

 

短期間のデンマークでの生活で日本との違いを感じるのは勉強/仕事と休みについてです。そもそも労働時間が日本より圧倒的に短いですが、休みの時は完全に休むという文化があるように感じます。週末に仕事/勉強をすることはあまりありません。まして残業なんてとんでもない!という意識のようです。

日本で働いていたことのある自分にとってはこの意識の違いはかなり違和感を感じます。仕事は仕事と割り切れるといういい面がある一方、プライベートの時間を削っても良い仕事をするという 奉仕の意識が薄いように感じます。スタートアップが盛んな国で、プライベート時間を大切にするという意識が強いことは興味深いです。新しいものを創りだすためには長時間バリバリ働く必要があるという思い込みが自分の中にあるのかもしれません。

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 To be the best for the benefit of the world.

Nov プロジェクト続き

前回プロジェクトについて書きました。

 

残り1週間となったところで、問題発生!当初の計画を大きく変える必要が出ました。問題はチームメンバーのうちの2人が当初の計画は不可能だと感じたこと、メンバーがお互いに対して抱えている不満を表面化させたことでした。

5人のうち2人が当初の計画を実行することが難しいと感じているため、チーム内で話し合い計画を変更することにしました。パートナーに状況を説明し、了承を得ることができたので良かったのですが、チームの問題点が現れた結果となりました。

最終的にはパートナー向けにExperience Designのワークショップを実施し、ボランティアとカフェのお客さんの経験をよりよくするためのアイデアを出し合いました。

現在はプロジェクトが終わり、アセスメントをしている段階です。初めてのプロジェクトで不満、疑問などが沢山ありましたが、学ぶことも沢山ありました。他のチームからのフィードバックを受けながら、そのような学びをチーム内で話しあっています。

学生の学びに対する真剣さについては正直落胆しましたが、そのような状況の中でいかに良い結果を出していくのかという大きな課題が与えられたように感じました。

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 To be the best for the benefit of the world.

Nov プロジェクト

現在、5名のチームメンバーとプロジェクトをしています。

実践を重視するカオスパイロットなので、クライアント探しから全て自分達で行っていきます。知り合い、企業などに声を掛けて自分達ができるプロジェクトがないかを探すことから始めました。見つけたプロジェクトの中から実際に参加するプロジェクトを選び、3週間のプロジェクトを開始します。

私たちのグループはActionAidsというボランティアグループのメンバーと協働して、ボランティアカフェをオーフスに開くというプロジェクトに参加しています。

プロジェクト決定、リサーチの段階を終えて、今はアイデア具体化、プロトタイプ作成の段階にいます。3週間という限られた時間のなかでどのように良い結果を出していくかが課題になっています。

価値観が違うチームメイトと一緒に働くことは楽しいですが、疲れます。。。時間にルーズなメンバーがいたり、プロジェクトに対する意識が低かったり、仕事の進め方が違ったり、時間がかかるとともにお互いにストレスが溜まってきます。

 

うまくいく時もいかない時もありますが、プロセスを楽しみながら学んでいきたいと思います。

 

To be the best for the benefit of the world.