Nov プロジェクト続き

前回プロジェクトについて書きました。

 

残り1週間となったところで、問題発生!当初の計画を大きく変える必要が出ました。問題はチームメンバーのうちの2人が当初の計画は不可能だと感じたこと、メンバーがお互いに対して抱えている不満を表面化させたことでした。

5人のうち2人が当初の計画を実行することが難しいと感じているため、チーム内で話し合い計画を変更することにしました。パートナーに状況を説明し、了承を得ることができたので良かったのですが、チームの問題点が現れた結果となりました。

最終的にはパートナー向けにExperience Designのワークショップを実施し、ボランティアとカフェのお客さんの経験をよりよくするためのアイデアを出し合いました。

現在はプロジェクトが終わり、アセスメントをしている段階です。初めてのプロジェクトで不満、疑問などが沢山ありましたが、学ぶことも沢山ありました。他のチームからのフィードバックを受けながら、そのような学びをチーム内で話しあっています。

学生の学びに対する真剣さについては正直落胆しましたが、そのような状況の中でいかに良い結果を出していくのかという大きな課題が与えられたように感じました。

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 To be the best for the benefit of the world.

Nov プロジェクト

現在、5名のチームメンバーとプロジェクトをしています。

実践を重視するカオスパイロットなので、クライアント探しから全て自分達で行っていきます。知り合い、企業などに声を掛けて自分達ができるプロジェクトがないかを探すことから始めました。見つけたプロジェクトの中から実際に参加するプロジェクトを選び、3週間のプロジェクトを開始します。

私たちのグループはActionAidsというボランティアグループのメンバーと協働して、ボランティアカフェをオーフスに開くというプロジェクトに参加しています。

プロジェクト決定、リサーチの段階を終えて、今はアイデア具体化、プロトタイプ作成の段階にいます。3週間という限られた時間のなかでどのように良い結果を出していくかが課題になっています。

価値観が違うチームメイトと一緒に働くことは楽しいですが、疲れます。。。時間にルーズなメンバーがいたり、プロジェクトに対する意識が低かったり、仕事の進め方が違ったり、時間がかかるとともにお互いにストレスが溜まってきます。

 

うまくいく時もいかない時もありますが、プロセスを楽しみながら学んでいきたいと思います。

 

To be the best for the benefit of the world.

デザインリサーチ

今週はデザインリサーチの授業でした。

 

プロジェクトの初期段階で関連分野を広く、深く効率的に理解するためにリサーチをする必要があります。その時に使うデザインリサーチのフレームワークを学び、実践しました。

 

エクササイズでは自分の興味分野についてデザインリサーチ。デザイン思考と同様に、アイデアの拡張と収縮を繰り返しながら進めます。また、リフレクションとシェアをしながら自分の興味分野について深く迫っていきます。

 

一連のエクササイズを終えて、リサーチ結果を視覚的に見ることができること、それらのコネクションを作りやすいことがメリットだと感じました。

 

ただし、興味分野についてWebでただ漠然と調べている時間があったので、どうやってデザインリサーチのフレームワークを意識的に使いこなしていくのかが課題だとも感じました。

 

 

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Rubjerg Kunde 灯台

今週は秋休みだったので、友達を訪ねてデンマーク北部の町、Hernに行ってきました。最北部に近い町ですが、オーフスから2時間ぐらいで到着。道中の車窓から見える景色はほぼ畑でした。

 

着いてからRubjerg Kunde灯台の見学に。Rubjerg Kunde灯台は1900年に完成しましたが、砂でできた岸壁を海が徐々に侵食していき、遂に灯台の側まで迫ったため、今は廃墟になっています。

海にのまれてしまう時を静かに待っている姿はちょっと悲しそう。別れの挨拶をするかのように多くの観光客が訪れていました。

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ここを訪れた目的の一つはある陶芸家に会うためでした。その方はアメリカ出身ながら日本で益子焼きを学び、現在デンマークでスタジオをもっています。なぜデンマークを選んだかは聞きそびれました…たまたまカンファレンスをやっていたので、参加してデモンストレーションやレクチャーを聞きました。いつか機会があったら陶芸を教えてもらいたい!

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チアシード

チアシード

 

友人が作ったチアシードを食べてみて、美味しかったので、自分で作ってみました。

(チアシード自体には味がありませんが。)

 

作り方は簡単で、チアシード、ドライレーズン、ドライクランベリー、ひまわりの種をココナッツミルクに入れて混ぜれば完成。作るのに時間がかからないので、朝食に最適です。さらにスーパーフルーツとも言われていることからもわかるように、栄養素も豊富です。

 

朝食といえば、デンマークに来てから朝食はオートミールを作っています。オートミールは好き嫌いが分かれますが、自分は気に入ったので毎朝食べても飽きません。作り方も簡単で、押し麦、水とミルクを少し鍋に入れて、煮たら完成。あとは食べる時に砂糖や蜂蜜をかけて味を調整します。

 

日本では朝に何を食べるか?と聞かれたことがあり、考えみると、とてもオプションが多いことに気づきました。ご飯、パン、目玉焼き、シリアル、焼き魚などなど。改めて日本の食文化の多様さを認識しました。

 

To be the best for the benefit of the world.

 

身体とコミュニケーション

身体とコミュニケーション

 

今日はカオスパイロットで身体とコミュニケーションについての授業でした。

即興劇のディレクターからレクチャーを受けながら非言語コミュニケーションを体験しました。

 

まずは身体中に詰まっている力の脱力から始まりました。特に首の力を抜くことに注力しました。これは脳をリラックスさせることで思考をしばらく休み、身体を使うことのスイッチになったような気がします。

 

その後、様々なエクササイズを連続で行いました。その中でも特に印象的だったものは2人1組になり、無言のままお互いに触れている指先のみで目をつぶっているパートナーを導くというものです。目をつぶっているパートナーは相手を信頼して身体を任せることに注力します。しばらく続けていると、導いているパートナーの進む方向が指先の感覚から伝わってきて、普段は意識していない感覚が研ぎ澄まされていくのがわかります。太陽の暖かさ、風の匂い、空間の圧力などが肌、鼻、耳で感じるようになります。

 

チームメイトで身体を使ったコミュニケーションを体験したことで、一人一人との距離が縮まった感覚がありました。自分の身体がチームメイトと繋がっているという体験をしたからかもしれません。

 

To be the best for the benefit of the world.

Introduction

Introduction

アメリカの大学を卒業後、日本で10年ほど働いていましたが、また勉強したという想いをもち続けていました。2015年冬にデンマークにあるカオスパイロットというデザインビジネススクールに出会い、面白そう!という直感を信じて翌年に受験。

超刺激的な受験プロセスを経て、2016年9月からカオスパイロットとしてデンマークに留学しています。

 

このブログではデンマーク=北欧デザインというイメージしか無かった自分がこの国で生活しながら感じたこと、考えたことを日々綴っていきます。

 

さらにカオスパイロットとはどんな学校なのか?ここでの経験を経てどのようなことをしていくのか? じっくりと考えて、綴っていきます。

 

カオスパイロットとは?

|基礎知識|

●1991年にデンマーク、オーフスにてUffe Elbækによって設立。

●3年間のプログラムがメイン。

●1クラスは世界中から集った35名前後。

●授業の言語は英語。

●ビジネス、イノベーション、デザイン思考などについての教育。

●飛行機操縦の技術は学べません。

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To be the best for the benefit of the world.